バナーを作る前に~目的を持たないページへのバナー

目的を持たないページへのバナー作成

バナーや画像作成で一番やりにくいのが、目的を持たせていないページへの流入を促すバナー。これは、使える写真やキャッチコピーなどの素材が無いことよりもずっと困ると感じている作り手が多いんじゃないかと思う。

ユーザーに何をしてほしいか?が明確になっていWebページは、これという目的を確立できていないということ。

つまりバナーにおいても、一番肝心な訴求すべきポイントがボケたバナーになってしまいます。

バナーが必要な理由は?

バナーをつくりたい!設置したい!という背景には、クリック先のページで何かしてほしいことがあるから、バナーで誘導したいということのはずです。

「とりあえず目立たせたいから、バナーでも置いてみよう」では、バナーに訴求力が欠けるので成果が出ない可能性大です。なぜ目立たせたいか?なぜ目立たせる必要があるか?→「問い合わせを増やしたいから」という風に、よーく掘り下げて検討します。

そのページで、ユーザーに何をさせたいのか考える

バナーをクリックした後の飛び先のページでユーザーに何をさせたいのか、どんなアクションをしてほしいのか検討します。

・問い合わせをしてほしい

・資料請求をしてほしい

・~をダウンロードしてほしい

いろいろありますが、これらの中から1つを選んで1つのページ単位で一貫性を持たせることが重要です。

1つのページに目標が多すぎると、ユーザーはどう動けば良いのか戸惑います。

バナーという小さな画像の中では、表現できることが限られています。情報に優先順位をつけて視覚的に訴える画像を作らなければならないのがバナーです。適当になんとなくで配置したり、詰め込むことはできません。なので、コア(目的)が定まっていないと、バナー完成度も落ちるということです。

バナーを作る前にやること

バナーを置いてみよう!と思ったら、デザインよりもまず先にやることはこれ。

遷移先のページでしてほしいアクションを1つ決める。

バナーの制作はこれができてから取り掛かりましょう。

バナー以外にも応用できます

当たり前と言えば当たり前ですが、他の制作物にも使える考え方です。ランディングページ、メールマガジン、チラシなどの印刷物、などもこのように考えて作られることが多いです。

Webの施策の中で、個客別接客・ターゲティング・ペルソナ・キーワード戦略(SEO)などでも言われているように、「絞る」が重要です。

TVコマーシャルのような不特定多数の人に一方的に見せる、というやり方はWebでは集客に効き目がありません。バナーにおいても、ユーザーにさせたいアクションを「絞る」ことで、それだけでも十分良いものができます。

読者プレゼントに応募してみた結果

先日、いつも参考にしている情報サイト「web担Forum」の読者プレゼントに応募したところ、なんと当選しました。

応募したことをすっかり忘れていたところに景品(本)が届き、びっくりしました。

懸賞に応募して当選した経験がなかったので、本当に届くんだ~と思いました。(まぁ、嘘は書かないでしょうから当然ですが)

web担の担当者様ありがとうございました。

ブログ自体がかなり不定期で、しかも結構偏った考え方の人間なので、そんな奴に評価されてしまうのかと、
著者の方には申し訳ない&恐れ多いのですが、アウトプットの為にも感想等々をまとめたいと思います。

せっかく恵んでいただいたからには、この本から得られる知識と運?を活かして日々の開発に役立てたいと思います。

個人的に、デザイナーに必須だと思う3つの意識

「デザイナー」とて仕事をする以上、やってはいけないデザインがあると思う。

一般的にはそうではないのかもしれないけど、「デザイナー」は専門職だと自負しているので、誰にでも簡単にできるデザインはすべきではないと思っている。

個人的に、デザイナーには必須だと思う3つの意識

自論として、いくつか最低条件だと思っていることはこの3つ。

  • word、powerpointでもできることはやらない
  • 意味・理由の無い施し(デザイン)をしない
  • 個性より万人受けを意識

Word、PowerPointでもできることはやらない

使うソフトを悪く言うつもりはないけど、それなりの専門のツールで有料のものを使うべき。

そしてこのことで一番言いたいのが、word、powerpointに初期搭載されている装飾機能を使わないこと。理由は、とにかく安っぽく見えるから。

ワンクリックで装飾できるので資料作成には便利だけど、「手軽=誰でもできる=素人っぽい」ので、デザインとしてはアウト。「デザイナー」として仕事をする時は、この便利機能に似た/同じ装飾をしてはいけないと思う。

「この程度なら自分にもできるわ」と思われてしまったら、お金を払ってデザイナーに依頼する意味はなくなる。

具体的なNG例

  • ポップ体を使う
  • 文字色がグラデーション
  • なんでもドロップシャドウをつける、影色なども初期設定のまま
  • 楕円形(オートシェイプ)、角丸長方形を多用

意味・理由の無い施し(デザイン)をしない

意味のない飾りはどんなに小さな装飾でも絶対しない。

「なんとなく、囲ってみました」「なんとなくこれが合うと思いました」はあってはいけない。

なぜその装飾が効果的に働くのかには、きちんと理論がある。その理論(基礎)を理解した上で、与えたい効果に応じてどう装飾するのが適切かを考えてほしい。

「なぜ、このデザインなのですか?」と自問して、理由を答えられなければ、無駄な装飾か不適切な装飾ということだと思う。

具体的なNG例

  • 何でも囲む
  • 何でも傾ける
  • 色選びで迷ったら迷わず反対色を使う(色に関す知識不足)
  • 文字を縦横に伸縮させる(半角カタカナを使うのも同じ)

個性より万人受けを意識

「デザイナー」も人間なので、少しは個性が出ることもあるかもしれない。というか、絶対ある。

キャラクターやイラストなどの特徴的なものを作る時は、それがその人にしか出せない味となって良い作品ができる時もある。

作ろうとしているものが、アートではなく「デザイン」である時は、作者のオリジナリティは求められていないということに注意が必要。

迷った時の道しるべは前節で挙げた「理論」に帰って、どうするのがより効果が高まるかを考えること。

理論=基礎=受け入れてもらいやすい、を基準にすべき。

良書を発見

つい最近、個の自論があながち間違ってないことを証明してくれる本が見つかった。

『やってはいけないデザイン』(出版:翔泳社)という本で、フォントの選び方~覚えておくと便利な装飾バリエーションなど、デザイナーなら知っておくべきことが広く収録されている。

長い解説やお勉強感はなく、サンプルの before→after を見ながらサクサク読み進めることができる。

具体的に、どこがどう悪くて、どうすれば垢ぬけたデザインになるのかが良く分かる一冊なので、即自分の作品に取り入れることができる。

  • なんとなくダサく見える
  • デザインの引き出しが少なくてワンパターン
  • 基本的なことがわからない(基礎がない)

デザイン以外にも、長いタイトルをシンプルで目に留まりやすいフレーズにするには?という風な内容も含まれていたので、ちょっとしたライター業もやらなければいけないような人にもおススメ。

高校時代の恩師はこういうことをよく言っていた。

これはデザインに限らず、どの業界にもあてはまると思う。

「人からお金をもらう以上は、どんなに経験が浅くても、自分はプロなんだという意識が必要。誰も、君が素人だと思って仕事をお願いしているわけではない。」

もし医師が「先生、なぜその処置をするのですか?」と聞かれて、「う~ん、なんとなく」と答えたり、しっかり説明できない医師がいたとしたら、かなり恐ろしい。

「デザイナー」も同じで、「なぜ、ここにこの色を選んだのですか?」「なぜ、その形なのですか?」の質問に、しっかりと答えを用意しておくべき。